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韓国旅行は何泊がおすすめ?2泊3日・3泊4日・4泊5日の違いを比較

夕暮れのソウルの街並みとNソウルタワーを眺める旅行者

韓国旅行は2泊3日から楽しめます。ただし、ここでいう「3日間」は飛行機を降りてから市内を出るまでの時間を含むため、予定を組むときは宿泊数ではなくソウルで自由に使える時間で比べることが大切です。

初めての韓国旅行で、宮殿などの観光、街歩き、食事、買い物を一度の旅に入れたいなら、基準にしやすいのは3泊4日です。2泊3日は行きたいことを一〜二軸に絞る短期旅行、4泊5日は街ごとの過ごし方や近郊観光まで余白を持たせる旅行として考えると、日数の違いが見えやすくなります。

この記事では、初めての渡韓で選ばれやすいソウル滞在を基準に日数を考えます。釜山や済州島へ行く場合、または複数都市を周遊する場合は、都市間移動そのものに半日〜一日を見込む必要があるため、この目安より日数を増やしてください。

日数の結論|旅で何をしたいかから選ぶ

日数ごとの違いは、単に「行ける場所の数」ではありません。到着日・帰国日を移動に使う前提で、丸一日を何日に使えるか、予定を外したときにどこで調整できるかが変わります。

日数市内で組みやすい過ごし方向いている人先に削るもの
2泊3日1日の観光・街歩きと、到着日の食事・買い物週末旅行、目的の店やエリアが決まっている人遠いエリアを何度も往復する予定、時間の読めない予約
3泊4日伝統エリア、街歩き・買い物エリアを別日にする初めての旅行で、観光・食事・買い物を一通り楽しみたい人同じ日に複数の予約を重ねること
4泊5日ソウルの街歩きを分ける、または近郊を一日入れるカフェ・美容・家族旅行、近郊観光も考える人目的なしに予定だけを増やすこと

2泊3日

市内で組みやすい過ごし方
1日の観光・街歩きと、到着日の食事・買い物
向いている人
週末旅行、目的の店やエリアが決まっている人
先に削るもの
遠いエリアを何度も往復する予定、時間の読めない予約

3泊4日

市内で組みやすい過ごし方
伝統エリア、街歩き・買い物エリアを別日にする
向いている人
初めての旅行で、観光・食事・買い物を一通り楽しみたい人
先に削るもの
同じ日に複数の予約を重ねること

4泊5日

市内で組みやすい過ごし方
ソウルの街歩きを分ける、または近郊を一日入れる
向いている人
カフェ・美容・家族旅行、近郊観光も考える人
先に削るもの
目的なしに予定だけを増やすこと

2泊3日は短いから失敗というわけではありません。明洞での買い物と食事、弘大での街歩きのように優先順位が明確なら、短くても旅の密度を上げられます。一方で、景福宮、北村、仁寺洞、聖水、弘大、東大門をすべて一度に入れると、移動と待ち時間が主役になりがちです。

3泊4日の利点は、人気店の待ち時間、雨、体調、買い物でホテルへ荷物を置きに戻る時間を「予定が失敗した」と感じずに吸収できることです。4泊5日は、詰め込むための一泊ではなく、気に入った街にもう一度戻る、近郊へ出かけた翌日に市内を軽く過ごすための一泊として使うと価値が出ます。

飛行機の時刻を「市内で動き始める時刻」に変換する

航空券に表示される到着時刻は、観光を始められる時刻ではありません。到着後は、機内を降りる、入国審査を受ける、預け荷物を受け取る、通信を使える状態にする、空港内を移動する、空港から市内へ移動する、ホテルで荷物を預ける、という順で時間を使います。混雑、便の遅延、手荷物の有無、ホテルの場所によって所要時間は変わるため、到着日の予定は一つに絞るのが安全です。

仁川空港からソウル駅へ向かう空港鉄道AREXは、直通列車で第1ターミナルから約43分・第2ターミナルから約51分、各駅停車の一般列車で第1ターミナルから約59分・第2ターミナルから約66分と案内されています。これは列車に乗っている時間であり、入国後の移動、駅での待ち時間、ホテルまでの地下鉄・徒歩は別に考えます。運行時刻・運賃・乗り場は変更されることがあるため、出発前にソウル市の空港アクセス案内(英語)で確認してください。

便の組み合わせ到着日に組みやすい予定避けたい予定
午前〜昼に到着、夜に帰国ホテル到着後の街歩き、夕食、近い店での買い物入国後すぐの遠方ツアー、時刻固定の複数予約
夕方に到着、午前に帰国到着日の夕食とホテル周辺、丸一日の主予定一つ宮殿・市場・複数エリアを全て入れる計画
深夜に到着、早朝に帰国宿泊と翌日の目的を中心に考える到着日・帰国日を観光日として数えること

午前〜昼に到着、夜に帰国

到着日に組みやすい予定
ホテル到着後の街歩き、夕食、近い店での買い物
避けたい予定
入国後すぐの遠方ツアー、時刻固定の複数予約

夕方に到着、午前に帰国

到着日に組みやすい予定
到着日の夕食とホテル周辺、丸一日の主予定一つ
避けたい予定
宮殿・市場・複数エリアを全て入れる計画

深夜に到着、早朝に帰国

到着日に組みやすい予定
宿泊と翌日の目的を中心に考える
避けたい予定
到着日・帰国日を観光日として数えること

帰国日も同様です。ホテルのチェックアウト、荷物の受け取り、空港までの移動、チェックインや保安検査を先に予定へ入れます。午前便なら最終日はお土産を買い足す程度にとどめ、観光の本命は前日までに済ませる方が安心です。夕方以降の便なら、ホテル近くの朝食や最後の買い物に使えますが、荷物を持ったまま遠方へ移動するかどうかは別に判断します。

2泊3日でできること|目的を一つ決めて、行動範囲を狭くする

2泊3日の強みは、仕事や学校の休みを大きく取らずに行けることです。その代わり、旅程は「同じ日の移動を減らす」設計にします。到着日を明洞やソウル駅周辺など宿泊地の近くで終え、丸一日を観光または街歩きに使い、帰国日は空港へ向かう。この骨組みを崩さない方が、短い日程でも疲れにくくなります。

2泊3日で選びやすいエリアの組み合わせ

  • 景福宮・北村・仁寺洞:宮殿を見学したあと、韓屋が残る北村の坂道や路地を歩き、伝統工芸店・茶店・小さな複合施設が集まる仁寺洞へつなげる組み合わせです。景福宮は見学開始時刻と休宮日を確認し、北村は住民が暮らす場所であることを踏まえて静かに歩く時間帯を選びます。観光と街歩きが主役の日に向きます。
  • 明洞・東大門:明洞は百貨店、コスメ、飲食店、両替所などが集まる中心部の買い物エリアで、到着日の夕食や最後の買い足しにも使いやすい場所です。東大門はDDP周辺の建築・展示、ファッション系の店や市場を目的にするエリアなので、夜まで過ごすならホテルへ戻る動線を先に決めておきます。
  • 弘大:若者文化、ファッション、飲食店、路上のにぎわいをまとめて楽しみたい人向けです。店を一点だけ目指すより、昼過ぎから入り、買い物、休憩、夕食までを同じエリアで完結させると短期旅行に合います。

この日数では、聖水と弘大を「どちらも短時間で通過する」より、どちらか一方を選ぶ方が満足しやすくなります。聖水はカフェやショップを歩いて巡る街歩き型のエリアで、店の入れ替わりや待ち時間も含めて二〜三時間の枠を取りたい場所です。弘大は夕方以降も過ごしやすいので、夜の食事まで含める日に向きます。

2泊3日のモデルコース|北側の観光を一日でつなぐ

以下は、ソウル中心部に宿を取り、到着日が午後までに市内へ入れる場合の一例です。航空便やホテルの場所が違えば、時間帯は入れ替えてください。

1日目:到着後は明洞などホテル近くで、旅のペースをつくる

ホテルに荷物を預けたら、初日は遠くへ行かず、明洞など宿の近くで夕食と必要な買い物を済ませます。ここで使うのは「観光の時間」ではなく、現地の交通カードや地図アプリの確認、翌朝に出発しやすい状態を作る時間です。到着が遅れたときにも予定を失わず、翌日の本命を守れます。

2日目:景福宮から仁寺洞へ、見る・歩く・食べるを一本の流れにする

午前は景福宮へ向かいます。広い敷地を急いで通り抜けるより、入場、建物や庭園の見学、出口までの移動を含めて午前の予定として確保する方が落ち着きます。景福宮は火曜日が休宮日で、季節により閉館時刻・最終入場時刻が変わります。訪問日を決める前に景福宮の観覧案内(英語)で最新情報を確認してください。

昼から午後にかけては北村、仁寺洞へ進みます。北村は写真を撮るためだけの場所ではなく、韓屋が残る住宅地の坂道を歩き、ソウルの伝統的な街並みを感じるためのエリアです。坂道と路地が多いため、短時間で見どころを詰め込むより、歩く範囲を決めて一〜二時間ほどの散策枠にします。その後の仁寺洞では、伝統茶、工芸品、雑貨などを見ながら休憩とお土産探しを組み合わせられます。

夕食は、近隣の市場で食事をするか、ホテルの近くへ戻るかを体力と翌日の便に合わせて選びます。東大門まで足を延ばすのは、夜の買い物が旅の主目的で、帰りの移動に余裕がある場合だけにします。短期旅行では、夕方以降に一つ予定を増やすより、翌朝の空港移動に備える方が結果的に楽です。

伝統的な街並みを歩く旅行者と、遠くに見える宮殿
景福宮、北村、仁寺洞は、観光・街歩き・休憩を一日の流れに組みやすいエリアです。

3日目:最終日は観光を足さず、荷物と空港移動を優先する

朝はホテル周辺で朝食をとり、買い忘れがあれば近い店で済ませます。買い物で荷物が増えた場合は、ホテルから駅、駅から空港までの乗り換えを楽にできるよう、詰め直す時間も予定に入れます。帰国便が午後以降でも、空港までの移動を開始する時刻を先に決め、その前の時間だけを自由時間として使うのが安全です。

2泊3日の詳しい日別プランは、韓国旅行のモデルコース|2泊3日でソウルを楽しむプランでも、到着時刻別に確認できます。

3泊4日で増えるもの|エリアを「通過」せず、半日ずつ使える

3泊4日になると、二つの丸一日またはそれに近い時間を作りやすくなります。ここで増えるのは、観光地を一つ多く消化することより、街の性格が違うエリアを別の日に使えることです。

たとえば北側の景福宮・北村・仁寺洞は、歴史的な建物、路地、伝統文化の店を歩く日です。一方、聖水はカフェ、ファッション、雑貨、ポップアップなどを歩いて見つける街歩き型のエリアで、店を一軒だけ予約して終えるより、予定外の店にも入れる時間があった方が楽しみやすくなります。弘大は買い物、飲食、夜のにぎわいを同じエリアでまとめやすいため、夕方から夜までを使う日に向きます。

美容施術や予約制の体験を入れる場合も、予約時間だけで日数を判断しないでください。受付、移動、前後の食事、施術先から案内される注意事項、疲れたときにホテルへ戻る余白まで含めて半日単位で確保します。午前に予約がある日に北側の観光から江南へ移動する、といった無理な組み方を避けられるのが3泊4日の実用的な利点です。

3泊4日のモデルコース|北側の観光と、好みの街歩きを分ける

1日目:到着・ホテル周辺で夕食

到着日は2泊3日と同じく、ホテル近くで夕食と買い物を済ませます。明洞に泊まるなら中心部の買い物、弘大に泊まるなら夕食後の街歩きといったように、宿泊エリアをそのまま到着日の行動範囲にすると、空港からの移動が予定を圧迫しにくくなります。

2日目:景福宮・北村・仁寺洞で、ソウルの歴史と街歩きをつなぐ

午前は景福宮を中心にします。午後に北村の路地と仁寺洞を歩くため、午前の見学を遅く始めすぎないことがポイントです。北村では住宅地としてのルールや現地案内を守り、坂道を急いで往復する予定にしません。仁寺洞では、工芸品や伝統茶を見て休憩する時間を取ることで、「観光地を見た」だけではない一日になります。

夕食は、近隣の市場で気になる軽食を試す、またはホテルのあるエリアへ戻って落ち着いて食べる、のどちらかにします。市場を食べ歩きだけで終わらせず、混雑や座席の状況で別の店へ移れるよう、食事の第一候補を一つに固定しすぎない方が実行しやすい計画です。

3日目:聖水か弘大を主役にし、もう一方は無理に足さない

聖水を選ぶ場合は、昼前後から入り、カフェで休憩、服や雑貨のショップ、展示やポップアップを歩いて見る、という二〜三時間以上の街歩き枠を作ります。カフェを一軒巡るだけでなく、目的のない散策に時間を使える人、買い物と休憩を交互にしたい人に向きます。時間と体力に余裕があれば、近くのソウルの森方面まで歩く選択肢もあります。

弘大を選ぶ場合は、午後から買い物を始め、カフェで一度休み、夕食まで同じエリアで過ごす流れが組みやすくなります。若者向けのファッション、雑貨、音楽や路上のにぎわいを見ながら歩くこと自体が目的になる街なので、人気店を一軒だけ回ってすぐ次のエリアへ移るより、夜まで過ごせる日に置く方が合います。

どちらを選んでも、夜に東大門を追加する必要はありません。夜のショッピングが最優先なら弘大または聖水の時間を短くして東大門へ行く、街歩きが最優先ならそのまま同じエリアで夕食まで過ごす、と主役を一つに決めます。

カフェのテーブル越しに見える、買い物客が行き交う街並み
聖水や弘大は、カフェ、買い物、休憩を同じ街でつなげると、移動に追われにくくなります。

4日目:便の時刻に合わせて、最後の買い物か空港移動を選ぶ

帰国便が遅い場合でも、最終日にしかできない予定は一つにとどめます。明洞や駅周辺での買い足しは荷物をすぐ回収できるので相性がよく、空港での手続きに時間を使いたくない人にも向きます。最終日の時間を無理に使い切らなくても、前日までに二つの異なるエリアを楽しめていれば、3泊4日は十分に旅の輪郭が作れます。

4泊5日のモデルコース|ゆっくりソウル、または近郊を一日入れる

4泊5日は、ソウルを急がずに回るプランと、近郊へ一日出かけるプランを分けて考えると、余った一日を持て余しにくくなります。到着日を軽くし、中央の三日をどう使うかで選びます。

パターンA:ソウルをゆっくり味わうプラン

  • 1日目:到着・ホテル周辺。明洞や弘大など、宿の近くで夕食をとり、翌日以降に必要な買い物を済ませます。
  • 2日目:景福宮・北村・仁寺洞。午前は宮殿、午後は韓屋のある路地と伝統文化の店を歩きます。写真、工芸品探し、休憩を同じ一日に置き、移動を増やしません。
  • 3日目:聖水を中心に街歩き。カフェ、ショップ、雑貨、展示などを歩いて回る日です。予約した一軒だけで終わらせず、混雑時に代わりの店へ入れる余白を残します。夕方にホテルへ戻って荷物を置く、または早めに休む選択もできます。
  • 4日目:弘大を午後から夜まで。昼は買い物やカフェ、夕方以降は食事と夜の街歩きを同じエリアで済ませます。東大門を主目的にしたい人は、この日を東大門・DDP周辺の日に差し替えます。
  • 5日目:帰国。荷物整理と空港移動を優先します。

このパターンは、店の待ち時間や天気によって3日目と4日目を入れ替えられるのが利点です。買い物の荷物が増えたら、ホテルへ戻る時間も「寄り道」ではなく日程の一部として使えます。

パターンB:近郊観光を一日入れるプラン

  • 1日目:到着・ホテル周辺。遅い到着でも実行できる軽い予定にします。
  • 2日目:景福宮・北村・仁寺洞。ソウル中心部の観光を先に済ませます。
  • 3日目:水原など近郊へ日帰り。水原華城のように城郭と行宮、周辺の街歩きを目的にするなら、移動を含めて一日枠にします。午前に出発し、現地で歩く範囲を決め、夜にソウルへ戻る前提で組みます。帰国前日と同じ日に置かないことで、交通の遅れや疲れを翌日に持ち越しにくくなります。
  • 4日目:聖水または弘大。近郊観光の翌日は、店や休憩場所が多い街歩きにして、天気や疲れに合わせて滞在時間を変えます。
  • 5日目:帰国。前日までにお土産をそろえ、空港移動だけに集中します。

水原を選ぶ場合は、城郭をただ通り過ぎるのではなく、城壁沿いをどの範囲まで歩くか、華城行宮や市場を入れるかを決めてから移動します。季節のイベント、開館時間、交通の運行は変わるため、出発前に韓国観光公社の水原案内で当日の情報を確認してください。

目的別に必要な日数が変わる理由

買い物・グルメ:2泊3日でも成立するが、荷物と待ち時間が制約になる

買い物と食事が主目的なら、エリアを絞ることで2泊3日でも組めます。ただし、試着、会計、免税手続きの有無、人気店の入店待ち、ホテルに荷物を置く移動が積み重なります。明洞だけ、弘大だけのように一日の行動範囲を狭くし、帰国日に買う物を事前に決めておくと、観光時間を削りにくくなります。

カフェ・街歩き:3泊4日以上で、店を選ぶ時間を残せる

聖水や弘大の魅力は、特定の一店だけではなく、歩いて見つけた店や小さなショップに入れることです。待ち時間が読みにくいカフェを旅の中心にするなら、予約時刻で行動が固定される日とは分けた方がよく、3泊4日以上で半日を確保するのが現実的です。

美容・予約制の体験:3泊4日から、前後を軽くする

美容施術や体験は、予約そのものの時間だけでなく、受付、移動、食事、施術先から案内される注意事項に合わせた行動を考える必要があります。施設から長時間の運動や飲酒などに関する案内がある場合もあるため、同日に遠方観光を重ねず、予約の前後をホテル近くか同じエリアで過ごせる日を選びます。複数の予約を入れる、または体調面の余白を取りたい場合は4泊5日が向きます。

子連れ・複数人:4泊5日で、集合と休憩の時間を日程に含める

子ども連れや複数人の旅行は、空港、トイレ、食事、ホテルでの準備に一人旅より時間がかかります。全員が同じ店に入り、荷物を整理し、次の駅へ移動するだけでも予定は後ろへずれます。観光地の数を増やすより、午前・午後に一つずつ目的を置き、帰国前日に予定を詰めない4泊5日の方が、旅行中の選択肢を残しやすくなります。

1泊増えると増える費用と、ホテルの選び方

一泊増えると必ず増えるのは、ホテル代とその日の食費です。加えて、カフェ、地下鉄・タクシー、入場料、買い物に使える時間も増えるため、総額は「宿泊一泊分」だけでは終わりません。一方、航空券や自宅から空港までの移動は、同じ便の組み合わせであれば泊数に比例して増える費目ではありません。ただし実際には、日付を変えることで航空券価格やホテル料金が変わるため、追加一泊分を固定額で考えない方が安全です。

3泊4日を4泊5日にする場合の、追加一泊の見方

次は、二人で一室に泊まり、追加した一日も市内観光をする場合の目安です。ホテルはエリア・曜日・繁忙期・返金可否で差が大きいため、ここでは「一泊増やすと何の費目が増えるか」をつかむための例として見てください。航空券は同じ往復便を前提にし、追加費用へは含めません。

追加で増える費目金額の一例見るときのポイント
ホテル1泊明洞のホテルの表示例では、2026年10月の二人一室・1泊・税込で 28,249〜55,792円/室同じホテルでも平日と週末、返金可・不可で表示額が変わります。二人で割る場合でも、人数・部屋条件は予約画面で確認します。
食事昼・夕を一回ずつ外食する例で 20,000〜40,000ウォン/人ソウル公式観光ガイド掲載の食堂には、1万ウォン前後と2万ウォン前後の価格帯の例があります。朝食、飲酒、焼肉の人数注文は別に考えます。
市内交通交通カードで地下鉄を2〜4回使うなら、基本運賃ベースで 3,100〜6,200ウォン/人大人の基本運賃は1回1,550ウォンで、10kmを超えると距離加算があります。空港往復やタクシーはこの額に含めません。
カフェチェーンカフェの飲み物を一杯にするなら 3,200〜4,200ウォン程度/人アメリカーノかラテか、デザートを付けるかで変わります。街歩きで二軒寄るなら、その分を追加します。

ホテル1泊

金額の一例
明洞のホテルの表示例では、2026年10月の二人一室・1泊・税込で 28,249〜55,792円/室
見るときのポイント
同じホテルでも平日と週末、返金可・不可で表示額が変わります。二人で割る場合でも、人数・部屋条件は予約画面で確認します。

食事

金額の一例
昼・夕を一回ずつ外食する例で 20,000〜40,000ウォン/人
見るときのポイント
ソウル公式観光ガイド掲載の食堂には、1万ウォン前後と2万ウォン前後の価格帯の例があります。朝食、飲酒、焼肉の人数注文は別に考えます。

市内交通

金額の一例
交通カードで地下鉄を2〜4回使うなら、基本運賃ベースで 3,100〜6,200ウォン/人
見るときのポイント
大人の基本運賃は1回1,550ウォンで、10kmを超えると距離加算があります。空港往復やタクシーはこの額に含めません。

カフェ

金額の一例
チェーンカフェの飲み物を一杯にするなら 3,200〜4,200ウォン程度/人
見るときのポイント
アメリカーノかラテか、デザートを付けるかで変わります。街歩きで二軒寄るなら、その分を追加します。

この条件では、ホテル代とは別に、食事・市内交通・カフェ一杯で一人あたり26,300〜50,400ウォン程度が追加の目安になります。ホテルは上の一例のように一室あたりで幅が出るため、先に候補の宿を同じ日程・人数・キャンセル条件で比較し、そのあと現地で使う一日分を足す順番が分かりやすい方法です。宿泊表示額はザ グランド ホテル 明洞の2026年10月の日別料金例を、食事・交通・カフェの目安は、それぞれソウル公式観光ガイドの1万ウォン前後の食堂例、同ガイドの2万ウォン前後の食堂例、ソウル市の地下鉄運賃案内、EDIYA COFFEEのメニュー例で確認しています。いずれも料金・メニューは変わるため、予約・利用前に最新表示を確認してください。

予算を決めるときは、次の順番に分けると日数を比べやすくなります。

  1. 航空券・空港までの往復を、旅全体の固定費として確認する。
  2. 宿泊を「泊数 × 希望エリア・部屋条件」で確認する。
  3. 食事、カフェ、交通、観光を一日ごとの変動費として見積もる。
  4. 買い物と美容・体験は別枠にし、滞在が長いほど使う可能性があることを織り込む。

短い旅ほどホテルの位置は重要です。明洞は中心部で買い物と地下鉄移動をつなげやすく、弘大は街歩きや夜の食事をそのまま到着日・滞在日に置きやすいエリアです。東大門は夜の買い物を主目的にする人、江南は美容や南側の予定を中心にする人に合います。空港アクセスを重視するなら、ソウル駅周辺を候補にしつつ、目的地へ出る回数とのバランスを見ます。

費目ごとの考え方や日数別の目安は、韓国旅行の予算はいくら?航空券・ホテル・食費・交通費の目安で詳しく整理しています。この記事でも、日数を増やすほど「ホテル+一日分の行動費+増えやすい任意支出」が増える、と捉えておけば、予約前の比較はできます。

短い日程ほど、移動と通信の準備を出発前に終える

2泊3日や到着が遅い便では、現地で通信手段を探したり、地図アプリの設定に時間を使ったりすると、到着日の食事や買い物の時間がそのまま減ります。空港からホテル、ホテルから最初の目的地までの経路を確認できる状態にしておくと、短い旅ほど効果があります。

スマートフォン中心で使うならeSIM、複数人で一つの回線を共有したい、PCもつなぎたい場合は海外Wi-Fiというように、日数だけでなく端末数と使い方で選びます。公共Wi-Fiでの利用を不安に感じる人はVPNを検討することもありますが、必須の準備ではありません。韓国での通信の選び方は、次の記事で用途別に確認できます。

ソウル以外を組み合わせるなら、都市間移動を一日の予定として扱う

この記事のモデルコースはソウル滞在を前提にしています。釜山や済州島を同じ旅行に入れる場合は、空港・駅への移動、チェックイン、荷物の受け渡しを含めて、都市間移動を観光の合間に差し込まないことが重要です。

たとえば2泊3日でソウルと釜山を両方回ると、それぞれの街を「着いて食べて移動する」だけになりやすくなります。初回の韓国旅行で日数が限られるなら、一都市に絞る方が、その街で何をするかを選ぶ余裕を残せます。複数都市を旅の目的にするなら、4泊5日より長い日程、または各都市を別の旅行にする選択も検討してください。

まとめ|日数より先に、自由時間と旅の主役を決める

  • 2泊3日は、買い物・食事・一つの観光テーマのように目的を絞れば、短い休みでも組みやすい日程です。
  • 3泊4日は、景福宮・北村・仁寺洞のような伝統エリアと、聖水または弘大の街歩きを別日にでき、初めてのソウル旅行で判断しやすい日程です。
  • 4泊5日は、ソウルをゆっくり回るか、水原など近郊へ一日出かけるかを選べます。予約や家族旅行の余白にも使えます。
  • 航空機の到着・出発時刻から、入国、空港移動、ホテル、空港へ戻る時刻までを先に入れると、実際に使える自由時間が見えてきます。

泊数を増やす前に、「観光の日」「街歩きの日」「帰国準備の日」をどう分けるかを書き出してみてください。行きたい地名の数ではなく、そこで何をして過ごしたいかから日数を選ぶと、無理のない旅程になります。